航空灯火施設照明用ケーブル機材

空港の進入灯、滑走路灯、誘導路灯などの直列点灯方式に使用されるゴム被覆絶縁変圧器は、定電流調整器により、通常、一次側定格電流6.6Aで直列に連続配線され、各ゴム被覆絶縁変圧器の二次側に灯器が接続されています。一次側高圧回路から絶縁されて二次側灯器に変圧されるので、灯器に不点灯が生じても、その他の灯器は正常に点灯するシステムです。

国土交通省航空局規格に準拠した製品で、CCR電源と灯器を接続する高圧及び低圧回路に適用します。

ゴム被覆絶縁変圧器とケーブルは、ケーブル端末にモールド成型された、プラグ・レセップで接続を行います。

3,000V PN ・ 5,000V PN同士の接続または、プラグ・レセップとケーブルを接続する場合に使用する部材で、プラグ・レセップと同様に、メンテナンス時の着脱を容易にします。

低圧分岐接続モールドは、複数のモールドトランスの供給電力を1つの灯器に集約する場合や、1つのモールドトランスで複数の灯器を点灯させる場合に使用します。

古河電工産業電線が従来から販売している低圧直線接続材「イージーパオ」を利用し、航空照明用に適合させたキットです。

航空灯火・電気施設工事共通仕様書で唯一本線回路での現地直線接続が認められている航空灯火回路専用のレジン注入式接続材です。

緊急時に、保用ケーブルを用いて即時に回路復旧作業が可能で、レジンの硬化を待たなくても通常どおり定格通電が可能です。