日本電設工業株式会社
西日本統括本部
九州支店
宇都宮課長

日本電設工業株式会社

会社紹介

1942年(昭和17年)に鉄道電気設備工事の専門会社として設立。鉄道電気工事分野における日本のリーディングカンパニーとして、鉄道輸送の近代化や全国の新幹線建設工事などに携わるとともに、そこで培った高い技術力を活かし、一般電気工事、情報通信工事にまで業容を拡大し社会の発展に貢献しています。

今回SAGAアリーナにてらくらくアルミケーブルをご採用いただきましたが、採用のきっかけとなった出来事などありますか

らくらくアルミケーブルを紹介いただいた時から、このケーブルは使い易いだろうと感じており、最初は沖縄のホテルの現場で採用したのですが、懸念していた端末処理もデモで実際にやってみると簡単で、そして実際、やはり軽くて取り回しも良く延線工事の進みがとてもよかったので、規模の大きな現場で使用すれば、もっと作業効率の向上や省人化などの効果は大きいと感じ、その時から絶対採用したいと思っておりました。

SAGAアリーナでのご採用が、らくらくアルミケーブルでの大型官庁案件第一号となりましたが、採用いただくにあたり、とてもご苦労されたと聞いておりますが

やはり、官庁案件では実績がないということで、最初はかなり難色も示されましたし、らくらくアルミケーブルを採用いただくことによる、メリットというところを納得していただくまでに、かなり苦労はしました。

らくらくアルミケーブルの最大のメリットはやはり軽さと柔らかさにあると思いますので、このケーブルを使うことによる、作業者への作業負荷軽減は働き方改革へつながりますので、そういったところが最終的にフィットしたと思います。

電気工事の現場では、そういった働き方改革を促進しているといった話をよく聞きますが、今現在現場で抱えている課題などございますか

どこの業界でも同じだと思いますが、やはり人手不足はかなり深刻な問題となっています。それと同時に高齢化も進んでおり、年齢に応じて作業の幅を変えていかなければならないといったことも多くあるのですが、そういったところでもらくらくアルミケーブルは、誰にでも楽に簡単にケーブルの取り回しができるので大変助かります。

今までよかったという話をいろいろお聞かせいただきましたが、逆に改善してほしいことや弊社へ対してのご要望などはございますか

そうですね、製品の話になってしまいますが、らくらくアルミケーブルは逆に柔らかすぎて反発もあり盤内の配線では型決めができにくいといったことや、銅とアルミが混在する現場だと、工具を2種類用意しないといけないので、それが面倒といった意見が現場からありました。

あとは、端子が大きくなるため通常のブレーカーだとそのまま接続できないので、そのあたりを改善いただければと思います。

いろいろと貴重なご意見ありがとうございます。

当社でもいただいた意見をもとに、今後も開発や改良に努めさせていただき、もっともっとお客様に貢献できる製品を世に送り出せるよう、これからも全力で取り組んでまいります。

SAGAアリーナについて

佐賀県佐賀市のSAGAサンライズパークにあるプロスポーツの試合やコンサート、MICEトなどを開催できる九州最大級の多目的アリーナ

センターハング、壁面、リボンの3つの大型ビジョンなどにより、迫力あるエンターテインメント空間を実現している

2023年5月13日開業

延床面積 約29,800m²
構造 鉄骨造 地上4階建て、高さ約30.2m
観客席数 メイン約8,400席/サブ約450席
競技面 メイン66m×46m/サブ45m×40m